国税局の会計ソフトで青色申告(複式簿記)ができるか?
記帳指導では体験版の会計ソフトを使っている
毎年確定申告前になると、微妙にバージョンアップしたe-taxや確定申告書作成コーナー推しの「確定申告はじまるよ」キャンペーンが微妙な芸能人を使って行われます。
毎年、「スマホで簡単に確定申告ができた!」と芸能人が実演と大袈裟なリアクションをします。
また報道もそれを取り上げます。
さて、確定申告のキモは何かというと複式簿記です。
青色申告特別控除を受けるには複式簿記を行わなければなりません。
その複式簿記が難しいのであって、求められるのは国税庁が無料で提供する複式簿記ができる会計ソフトか、例え有料でもコストに見合う安価な民間の会計ソフトということになります。
国税局の会計ソフトで青色申告(複式簿記)ができるか?
記帳指導では体験版の会計ソフトを使っている
国税局の会計ソフトで青色申告(複式簿記)ができるか?
記帳指導では体験版の会計ソフトを使っている
税務署から記帳指導って連絡あったけど。なに?
税理士などから、帳簿のつけ方、決算、確定申告の手続までのアドバイスを、無料で受けることができる制度
記帳指導に行ってどうだった?
65万円の青色申告特別控除がトクなどの情報が聞けた
青色申告特別控除は?
65万円の青色申告特別控除がトク
青色申告は?
青色申告を個人でやるのは難しい
最新情報は?
2020年からはe-taxを使った方がトク
まとめるとどうなの?
青色申告特別控除、税制改正、e-taxをトータルすると、会計ソフトもしくは税理士、e-tax
税務署は会計ソフトをどう思っているか?
パソコンによる記帳指導がある
会計ソフトを使って税務署からなにか言われる?
確定申告したけど何も言われなかった
freee、マネーフォワード、やよい 確定申告を全部使ってみてどうだった?
個人的にはfreee
- 国税局の会計ソフトで青色申告(複式簿記)ができるか? 記帳指導では体験版の会計ソフトを使っている
- 税務署から記帳指導って連絡あったけど。なに? 税理士などから、帳簿のつけ方、決算、確定申告の手続までのアドバイスを、無料で受けることができる制度
- 記帳指導に行ってどうだった? 65万円の青色申告特別控除がトクなどの情報が聞けた
- 青色申告特別控除は? 65万円の青色申告特別控除がトク
- 青色申告は? 青色申告を個人でやるのは難しい
- 最新情報は? 2020年からはe-taxを使った方がトク
- まとめるとどうなの? 青色申告特別控除、税制改正、e-taxをトータルすると、会計ソフトもしくは税理士、e-tax
国税局の会計ソフトで青色申告(複式簿記)ができるか? 記帳指導では体験版の会計ソフトを使っている
国税局の会計ソフトで青色申告(複式簿記)ができるか?記帳指導では体験版の会計ソフトを使っている
国税局の会計ソフトというのは表現がおかしいです。
国税庁の会計ソフトという表現であれば、当てはまるのはe-taxや確定申告書作成コーナーがそれに当たるでしょう。
e-taxや確定申告書作成コーナーでは青色申告(複式簿記)はできません。
それがわかるのは、税務署の記帳指導の案内です。
e-taxや確定申告書作成コーナーで青色申告(複式簿記)ができるのであえば、「体験版の会計ソフト」といった表現にはなりません。
つまり、これは民間企業の会計ソフトということになります。
税務署から記帳指導って連絡あったけど。なに? 税理士などから、帳簿のつけ方、決算、確定申告の手続までのアドバイスを、無料で受けることができる制度
税務署から記帳指導って連絡あったけど。なに?税理士などから、帳簿のつけ方、決算、確定申告の手続までのアドバイスを、無料で受けることができる制度
記帳指導とは、税理士やパソコンの指導員などから、帳簿のつけ方や決算の手続まで、確定申告の手続などのアドバイスを、無料で受けることができる制度のことです。
私も開業すると、税務署から案内が届き、記帳指導を受けに行きました。
私の管轄の記帳指導は、専門の税務職員が担当されていました。
記帳指導に行ってどうだった? 65万円の青色申告特別控除がトクなどの情報が聞けた
記帳指導に行ってどうだった?65万円の青色申告特別控除がトクなどの情報が聞けた
記帳指導といっても、実際のところ細かい話を聞いてもサッパリわかりませんでした。
だから無益な時間を過ごしたかというと、そうでもなく、以下のような情報を得ることができました。
65万円の青色申告特別控除がトク
青色申告を個人でやるのは難しい
2020年はe-taxを使った方がトク
10月からの軽減税率の話
青色申告特別控除、税制改正、e-taxをトータルすると、会計ソフト+e-taxもしくは税理士
青色申告特別控除は? 65万円の青色申告特別控除がトク
青色申告特別控除は?65万円の青色申告特別控除がトク
基本的な話として、65万円の青色申告特別控除がトクだという話でした。
青色申告は? 青色申告を個人でやるのは難しい
青色申告は?青色申告を個人でやるのは難しい
65万円の青色申告特別控除がトクなのですが、説明されていた税務署職員の方は、青色申告を個人でやるのは難しいというニュアンスの話をされてました。
最新情報は? 2020年からはe-taxを使った方がトク
最新情報は?2020年からはe-taxを使った方がトク
簡単に言うと、2020年はe-taxを使った方がトクということです。
このブログでも、平成30年度税制改正に基づく2020年の確定申告のことはすでに取り上げています。

簡単に書くと、
青色申告特別控除が65万円から55万円に減る
基礎控除額が38万円から48万円に増える
個人事業主の青色申告特別控除が55万円から65万円に増える
結果的に10万円控除額が増えて減税になる
ということです。
まとめるとどうなの? 青色申告特別控除、税制改正、e-taxをトータルすると、会計ソフトもしくは税理士、e-tax
まとめるとどうなの?青色申告特別控除、税制改正、e-taxをトータルすると、会計ソフトもしくは税理士、e-tax
青色申告特別控除、税制改正、e-taxをトータルすると、会計ソフトもしくは税理士、e-tax
会計ソフト
税理士
e-tax
青色申告特別控除、税制改正、e-taxをトータルすると、会計ソフトもしくは税理士、e-tax
2020年以降の確定申告は、税制改正があって、青色申告特別控除でトクをしようとすると、会計ソフトもしくは税理士、e-taxという結論になると思います。
会計ソフト
2020年の確定申告の際の税制改正においては、65万円の青色申告特別控除を受けようとすると、e-taxの利用が不可欠です。
e-taxだけを利用しようとすると、複式簿記の問題にぶつかります(税務署の方も個人で複式簿記は難しいとおっしゃってました)。
e-taxは、会計ソフトのように複式簿記を簡単にしてくれるものではありません。
複式簿記を簡単にやろうとすると会計ソフトということになります。
例えばfreeeもマネーフォワード
や弥生
のようにe-taxの機能があります。
税理士
コストのことを考える必要がありますが、一番楽なのは税理士でしょう。
2020年の確定申告の際の税制改正やe-taxのことは当然熟知してるでしょう。
e-tax
e-taxメインで確定申告をしようとするのはおススメできません。
e-taxメインイコール複式簿記を自分でやるという意味だからです。
複式簿記が難しいという話は、この記帳指導の担当の税務職員の方もお話されていました。
e-taxのデメリットを書いておきます。
1月1日にならないと入力できない
日々の収支管理に使えない
入力できるのは合計金額だけ
UI(ユーザーインターフェース)
「ID・パスワード方式」にも事前手続きがある
「ID・パスワード方式」は暫定3年
e-taxのデメリットについてはこちらの記事をご覧ください。

税務署は会計ソフトをどう思っているか? パソコンによる記帳指導がある
税務署は会計ソフトをどう思っているか?パソコンによる記帳指導がある
国税庁のHPの「記帳の仕方がわからない方へ」というページに次の記述があります。
「記帳指導」には、国税局が準備した体験版の会計ソフトを利用した「パソコンによる記帳指導」と主にパソコンをお持ちでない方などを対象とした「税理士による個別の記帳指導」があります。
つまり、国税庁、税務署もある意味会計ソフトの利用を推奨していると言っても過言ではないでしょう。
記帳指導が無料で受けられます 「記帳指導」には、国税局が準備した体験版の会計ソフトを利用した「パソコンによる記帳指導」と主にパソコンをお持ちでない方などを対象とした「税理士による個別の記帳指導」があります。 「記帳指導」を希望される方は、次の「記帳指導の受講希望アンケート(兼申込書)」を税務署へ提出していただくか、又は、税務署の個人課税部門(記帳指導担当)へ直接ご連絡ください。 「記帳指導の受講希望アンケート(兼申込書)」のダウンロード(PDF/164KB) ご提出いただきました「記帳指導の受講希望アンケート(兼申込書)」の個人情報は、記帳指導を行うために利用し、国税局が記帳指導の業務等を委託した事業者以外への提供はいたしません。 |
(出典:国税庁HP)
会計ソフトを使って税務署からなにか言われる? 確定申告したけど何も言われなかった
会計ソフトを使って税務署からなにか言われる?確定申告したけど何も言われなかった
会計ソフト(私の場合はfreee)を使って青色申告をしました。
税務署からなにか言われたかというと特になにも言われていません。
会計ソフトを使って確定申告をする前に記帳指導というものがありました。
記帳指導につきましてはこちらの記事をご覧ください。

その時に税務署の職員が話していたのは、
複式簿記は難しいから一般の人がするのは難しい
複式簿記をするなら税理士に頼んだ方がいい
特に会計ソフトのことは話にはでなかったと思います。
税務署の職員と税理士がまったく面識がないということは考えられないでしょうが。
freee、マネーフォワード、やよい 確定申告を全部使ってみてどうだった? 個人的にはfreee
freee、マネーフォワード、やよい 確定申告を全部使ってみてどうだった?個人的にはfreee
会計ソフトのレビューにつきましてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ
国税局の会計ソフトで青色申告(複式簿記)ができるか?ということでしたが、記帳指導では体験版の会計ソフトを使っています。つまりできません。
税務署から記帳指導って連絡あったけど。なんだったか?というと、税理士などから、帳簿のつけ方、決算、確定申告の手続までのアドバイスを、無料で受けることができる制度でした。
記帳指導に行って、どのような話が聞けたか?ですが、65万円の青色申告特別控除がトクなどの情報が聞けました。
青色申告特別控除は何がいいのかというと、65万円の青色申告特別控除が受けられて税金が安くなる点です。
青色申告を個人でやるのは、複式簿記を覚えなければならないので難しいです。
最新情報としては、2020年からはe-taxを使った方がトクです。というかe-taxを使わないと青色申告特別控除が受けられません。
まとめるとどうなの?
青色申告特別控除、税制改正、e-taxをトータルすると、会計ソフトもしくは税理士、少なくともe-taxが必須になります。
税務署は会計ソフトをどう思っているか?については、パソコンによる記帳指導があり、そこでは民間企業の会計ソフトが使われているくらいなので、逆に推奨しているといったところです。
会計ソフトを使って税務署からなにか言われるか?というと、私自身、会計ソフトを使って確定申告したけど何も言われませんでした。