icカードリーダライタは確定申告で不要なのか? 「【平成31年1月開始】e-Tax利用の簡便化に向けて準備を進めています」について

確定申告 カードリーダー 不要 確定申告
この記事は約7分で読めます。

icカードリーダライタは不要? 「【平成31年1月開始】e-tax利用の簡便化に向けて準備を進めています」について

※こちらの内容については最新情報があります。

最新情報についてはこちらの記事をご覧ください。

e-tax カードリーダー不要? これからはスマホで会計ソフトでe-Tax
e-tax カードリーダー不要? これからはスマホで会計ソフトでe-Tax e-tax カードリーダー不要?青色申告特別控除には必要なのは? 青色申告特別控除にはe-taxが必要 e-tax カードリーダー不要?e-taxってスマホでできるの? 徐々に増える対応機種 e-tax カードリーダー不要?e-taxは不便? e-taxは使える代物ではないし、青色申告をしてくれるわけではない e-tax カードリーダーは確定申告に不要?不便なe-Tax以外のかんたんな方法は? 会計ソフトを使えば青色申告特別控除が受けられる e-tax カードリーダー不要?暫定的な対応とは? いまだに残るe-tax カードリーダーの必要性 e-tax カードリーダー不要?いまスマホの対応機種がなければ? スマホは高い、e-tax カードリーダーは2,000円程度

「【平成31年1月開始】e-tax利用の簡便化に向けて準備を進めています」ということで国税庁からお知らせが出ています。

本来の趣旨はともあれ、要は便利な電子申告のe-taxを使うのに、icカードリーダライタが不要だという内容です。

細かくみていきましょう。

icカードリーダライタは確定申告で不要なのか? 「【平成31年1月開始】e-tax利用の簡便化に向けて準備を進めています」について

確定申告にicカードリーダライタ、マイナンバーカードは不要(平成31年(2019年)1月から3年)

本来の趣旨はe-tax利用の簡便化

それでもマイナンバーカード&e-taxカードリーダーにメリットがある場合も

確定申告にe-taxカードリーダー、マイナンバーカードは不要(平成31年(2019年)1月から3年)

マイナンバーカード及びICカードリーダライタ(icカードリーダライタ)が未取得の方については、ID・パスワードによる電子申告が可能

マイナンバーカード及びICカードリーダライタ(icカードリーダライタ)が普及するまでの暫定的な対応(概ね3年を目途に見直し)

ICカードリーダライタ(e-taxカードリーダー)なしでe-taxを利用するには、事前に税務署長へ届出が必要

マイナンバーカード及びICカードリーダライタ(icカードリーダライタ)が未取得の方については、ID・パスワードによる電子申告が可能

2019年の確定申告より、マイナンバーカードがなくてもe-taxによる電子申告ができるようになりました。ということは、icカードリーダライタも必要ないということです。

マイナンバーカード及びICカードリーダライタ(icカードリーダライタ)が普及するまでの暫定的な対応(導入後、概ね3年を目途に見直し)

マイナンバーカードとicカードリーダライタが不要というのは、概ね3年を目途とした暫定的な処置です。現状3年後にはマイナンバーカードとicカードリーダライタを使用しないとe-taxによる電子申告できないようになるという前提だという建前です。

マイナンバーカードとICカードリーダライタ(icカードリーダライタ)なしでe-taxを利用するには、事前に税務署長へ届出が必要

マイナンバーカードとicカードリーダライタなしでe-taxを利用するにも、e-tax利用時にID・パスワードを入力しなくていいようにするにも、事前に税務署長へ届出をする必要があります。

【平成31年1月開始】e-tax利用の簡便化に向けて準備を進めています
 国税庁では、マイナンバーカードに標準的に搭載される電子証明書やマイナポータルの認証連携機能の活用などにより、個人納税者の方のe-tax利用を簡便化するためのシステム修正を進めており、平成31年1月からご利用いただける予定です。

簡便化の概要
<マイナンバーカードによるe-tax利用(マイナンバーカード方式)>
 マイナンバーカードを用いてマイナポータル経由又はe-taxホームページなどからe-taxへログインするだけで、簡易な設定でe-taxの利用を開始し、申告等データの作成・送信ができるようになります。  

○ e-taxを利用するためには、事前に税務署長へ届出をし、e-tax用のID・パスワードの通知を受け、これらを管理・入力する必要がありますが、簡便化後は、そのような手間がなくなります。
○ 今後e-taxを利用する場合に、マイナポータルを経由して入手した医療費情報を活用できるようにするなど、手続の簡便化に向けた取組を進めています。
<ID及びパスワードによるe-tax利用(ID・パスワード方式)>
 マイナンバーカード及びICカードリーダライタが未取得の方については、厳格な本人確認に基づき税務署長が通知したe-tax用のID・パスワードによる電子申告を可能とします(注1)。  

○ 厳格な本人確認は、税務署における職員との対面などにより行います(注2)。
○ メッセージボックスの閲覧には、原則として電子証明書が必要となります(注2)

(注1) マイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応(導入後、概ね3年を目途に見直し)として行います。
(注2) なりすまし対策やセキュリティ対策の一環として行います。
なお、具体的な手続の内容などについては、今後、改めてお知らせいたします。

(出典:国税庁HP)

ちなみにマイナポータルとは

マイナポータルとは、政府が運営するオンラインサービスで、子育てに関する行政手続ができたり、行政機関からのお知らせを確認できるものです。

e-tax カードリーダー不要

 

 

(出典:国税庁HP)

マイナポータルの「もっとつながる」機能を使うと、マイナポータルとe-taxが連携されます。さらに、マイナンバーカードでマイナポータルにログインすると、e-tax用の利用者識別番号と暗証番号なしでe-taxにログインできるようになります。

利用できる機能

メッセージボックス情報確認

納税証明書、源泉所得税、法定調書などに関する手続

(出典:国税庁HP)

本来の趣旨はe-tax利用の簡便化

ID・パスワード不要

開始届の提出不要

ID・パスワードの受領不要

今回の「【平成31年1月開始】e-tax利用の簡便化に向けて準備を進めています」という国税庁の案内の趣旨は「e-tax利用の簡便化」です。

e-tax カードリーダー不要

 

(出典:国税庁HP)

開始届を提出してID・パスワードを受領したり、e-tax利用にID・パスワードの必要がなくなるというのが今回の趣旨です。

e-taxの利用促進が芳しくない

e-tax利用のハードルを下げる(開始届を提出不要、ID・パスワード不要)

マイナンバーカードの取得促進を!

ということでしょう。

さらに「3年間はマイナンバーカードもicカードリーダライタも必要ないですよ」とし、さきにe-taxの利用促進を進めて、3年後に「予定どおりe-taxを使っている人はマイナンバーカードとicカードリーダライタが必要ですので、マイナンバーカードを取得してくださいね」

ということのようです。

それでもマイナンバーカード&icカードリーダライタにメリットがある場合も

e-tax カードリーダー不要

 

このようにマイナンバーカードもicカードリーダライタもとりあえず3年間は必要ないわけですが、それでもマイナンバーカード&icカードリーダライタにメリットがある場合もあります。

例えば、とある会計ソフトですが、マイナンバーカードとicカードリーダライタがあれば電子申告ができてしまうそうです。

なにかというと、

これがe-taxの画面

確定申告 カードリーダー 不要

(出典:国税庁HP)

これがとある会計ソフトの画面

確定申告 カードリーダー 不要

もう見た目で初心者にもカンタンそうです(質問に答えていくだけで確定申告書までできるそうです)。

そう考えると、2,000円前後のicカードリーダライタを用意してもいいかもしれないですね。

ただ単にe-taxを使うだけなら3年間はID・パスワードの方がラク。ですので一度はその会計ソフトを試してみるべきです(無料で試せるようです)。

ちなみに私は興味本位でマイナンバーカードは導入直後に取得しました。ちょっと今の環境でいろいろ役場などにも行ったり、年金関係やら医療関係やらと申請などすることが多いですが、意外と便利ですね(個人情報は怖いですが)。

個人事業主にとってe-taxはメリットがある

個人事業主にはメリットがある

ネットで確定申告できる

確定申告期間中は24時間受付

添付書類の提出を省略できる

還付までのスピードが早い

e-taxのデメリット

事前手続きが必要

ICカードリーダーの購入費(暫定的に今は不要)

システムの理解・準備に時間がかかる

確定申告 e-taxのデメリット そしてメリットについてはこちらの記事をご覧ください。

確定申告のe-taxのデメリットとメリットで考えて何が一番いいのか? 会計ソフトが一番いい
確定申告のe-taxのデメリットとメリットで考えて何が一番いいのか? 会計ソフトが一番いい 確定申告のe-taxのデメリットとメリットで考えて何が一番いいのか?確定申告 e-taxのデメリットは? 1月1日にならないと入力できない 確定申告のe-taxのデメリットとメリットで考えて何が一番いいのか?確定申告 e-t...

要は、毎年確定申告をして、それなりの作業量となってしまう人、例えば個人事業主の方などはデメリットを考えてもe-taxを使うメリットは大きいと思います。

まとめ

こうしてマイナンバーカード普及を目的に、逆に一時的とはいえe-taxによる電子申告がマイナンバーカードやicカードリーダライタがなくてもできるという状況ができました。

ご案内したように、すでにマイナンバーカード、icカードリーダライタe-taxを利用したシステムをより便利にすべくソフトを開発した企業もあります。

3年後にマイナンバーカードが普及しているのか?逆にますます絵に描いた餅になっているのか?は今は判断できませんが、私たちはこの状況をいかに自分に都合よく考えるかというのが当たり前だと思います。

3年後にはマイナンバーカードが必要なのだからicカードリーダライタを買って、e-taxを利用する。

3年後はどうなっているかわからなく、しかも今はマイナンバーカードを使わなくていいのだからicカードリーダライタを買わずに、e-taxを利用する。

会計ソフトを利用したいから、マイナンバーカードを用意してicカードリーダライタを買う。

個人的には一番最後が賢いような気がします。